政治・法律

カール・シュミットとナチズム


「並外れた知性と定式化の才能をもつカール・シュミットが、どうしてあれほど熱心かつ無批判に、ナチス体制を宣伝することができたのか?」著者によれば、シュミットの例は、知識人一般なかんずく法学者の中に、転換期にあって、積極的にあるいは日和見主義的に、新しい権力者に近づき、好んで「来るべきもの」の側につこうとする傾向が存在することを、極端な形で示している。
B・リュータース 著/古賀敬太 訳
四六判/186頁/本体2,600円
1997.1刊行 ISBN:4-938662-28-0【品切れ】