国際正義とは何か──グローバル化とネーションとしての責任
私たちは、貧困等さまざまな不幸にあえぐ世界の人びとに対して、国境を越えてどのような責任を負っているのだろうか。グローバル化が進み、世界中の人びとの生活が身近に伝わってくる現代において、これとどう向き合うかは、私たち先進国の人間にとって、ますます避けて通ることの出来ない問題となっている。
デイヴィッド・ミラー 著/富沢克・伊藤恭彦・長谷川一年・施光恒・竹島博之 訳
A5判/374頁/本体3,000円
2011.6刊行 ISBN:978-4-86258-023-8