シュミット・ルネッサンス──カール・シュミットの概念的思考に即して シュミットに、今また多くの視線が集まっている。注目すべきは、左派による再評価が目立つこと。ともあれ、これは現代の危機を考えるのにシュミットが有効だとの認識の表れであろう。彼の特徴たる概念的思考に即しつつ、シュミット・ルネッサンスを考える。 古賀敬太 著 A5判/320頁/本体4,300円 2007.5刊行 ISBN:978-4-938662-97-4