戦争と平和の権利──政治思想と国際秩序:グロティウスからカントまで グロティウスを、スコラ主義的な正戦論ではなく、個人の自己保存の原理に由来する国家理性論、ひいては人文主義の伝統上に位置づけ、そこに、植民地主義を支えることとなる自由主義の隠された伝統を見いだす。リチャード・タック 著/萩原能久 監訳A5判/458頁/本体6,000円2015.7刊行 ISBN:978-4-86258-079-5