政治・法律

許される悪はあるのか?──テロの時代の政治と倫理


「テロリストの脅威」に直面したデモクラシー諸国は、人権を蹂躙してでも拘留、拷問、暗殺等を行うことを許されるのか。この厳しいジレンマに対してイグナティエフは、どちらの極端にも流れることなく真摯な考察を重ね、ギリギリの答えを提示する。
マイケル・イグナティエフ 著/添谷育志・金田耕一 訳
四六判/394頁/本体3,000円
2011.12刊行 ISBN:978-4-938662-83-7