集団的自衛権の思想史──憲法九条と日米安保〈風のビブリオ3〉 平和構築を専門とする著者は、安保法制をめぐる議論の中で「日本国憲法の国際協調主義が瀕死の重傷を負っている」ことを憂慮、日本の憲法学の歴史にその淵源を探りつつ、(集団的)自衛権がわが国でどのように語られてきたかを詳細に追う。第18回(2017年度)読売・吉野作造賞受賞!篠田英朗 著四六判/216頁/本体1,900円2016.7刊行 ISBN:;978-4-86258-104-4