日本の植民地支配の実態と過去の清算──東アジアの平和と共生に向けて
(ICU21世紀COEシリーズ 第8巻)
日本・韓国・台湾等の研究者による国際共同研究の成果。三・一独立運動を軸に植民地法制・判例等を実証的に分析するほか、日本の植民地支配が被植民国に与えた文化面への影響をも事実に即して分析。他方、反植民地・抗日運動を支えた「抵抗の思想」の本質を探求。さらに、戦後補償や東アジア共同体について考える中で「真の和解」への道を探る。
笹川紀勝・金勝一・内藤光博編
A5判上製/274頁/本体2500円+税
ISBN978-4-86258-012-2、2010年4月刊行